平日夕ラッシュ時ダイヤ

東京口

 夕方ラッシュでは多少パターンが変わり、8両→10両と差し替えられた各停が見沼線系統に行くようにになり、下急川口で準急に、鳩ヶ谷でこの時間から走り始めた見沼線方面の急行に、武蔵戸塚で急行・区急に連絡する。春日部方面は、各停に替わり南北線からの準急が30分間隔で(2本のみ急行→武蔵戸塚から各停)、池袋発着の準急と快速が30分間隔で運転され、各駅輸送を担う形となっている。この各停と準急の入れ替えで、この時間は武蔵戸塚以北でも東京メトロの車両や東急の車両が見られる。池袋毎時43分発の区間急行は、下総境町で後ろの4両を切り離し、神明町まで向かうものとなっている。

 20時を過ぎてくると池袋発着の準急が快速となり、浦和方面の急行は運転を終える。池袋基準で22時以降は各停が本線系統に戻り、武蔵大口での退避をなくした日中とはまた違う運転パターンとなる。南北線直通列車に目を向けると、見沼車庫への入庫を兼ねて見沼線系統の準急に大量のメトロ車が充当されはじめ、一日の中で最も南北線からの列車が多い時間帯となる。

宇都宮口

 日中ダイヤと大きく変わった東京口に比べ、こちらはあまり日中と変化はない。1時間に1本、下総境町~石橋天神間の各停が池袋からの区急となっていて、神明町で石橋天神行き各停に接続するようになっている。神明町では日光方に折り返せないので、神明町止まりの区急に連絡する各停は、結城団地始発で神明町まで区急の7分前を走行、神明町で特急を退避して区急から接続を受ける形となる。