VI

シンボルマーク

 「ShimoKyu」のSとKの図案化であるとともに、緑は日光の大自然を、紺は沿線の重要産業であるとともに下急形成の一因となった結城紬と沿線を流れる利根川・鬼怒川・江戸川・荒川などの河川を表している。

 この緑と紺は鉄道車両・電鉄バスの塗色にも用いられている。

 

下急グリーン・・・R0,G64,B0

下急ネイビー・・・R0、G0、B64

ロゴタイプ

 文字ベースに一部分の色を黒から様々な色に変えたものとなっていて、社内の明るさと多様性を表している(らしい)。4色が使われており、特急車両に使われている赤、下急の象徴となっている緑と紫(より映えるようにするため下急グリーン・ネイビーより明るくしてある。下急ネイビーは紫で代用されている。)、下急バス(電鉄直営でない)や系列の東都バスなどで使われている水色、といったラインナップとなっている。

サインシステム

駅名標

 △鳩ヶ谷駅緩行線上りホーム駅名標。最新タイプの駅名標で、最もポピュラーな形だ。

 下急の駅名標は、基本は左のようなスタイルとなっている。漢字を主体とし、ひらがな、ローマ字、中国・韓国語の表示もなされている。デザインには、前述の「下急ネイビー」「下急グリーン」がふんだんに使われている。また、社名ロゴはおさまりのいい文字ベースのロゴタイプが使われている。このタイプは2013年ごろから取り付けが始まった。


 △武蔵戸塚駅下りホーム駅名標。大門駅は本線と見沼線で別のホームとなっているため案内も別扱いであり、春日部方面→浦和方面の乗り換えで武蔵戸塚まで行っても不正乗車とはならない。

 路線が分岐する駅では、下の矢印が分岐するようなデザインとはならず、分岐側の駅のローマ字表記をなくし代わりに二つの駅名を漢字で入れている。


 △堀之内駅下りホーム駅名標。ナンバリングのシール対応の跡が見える。

 こちらは一世代前の駅名標。こちらはひらがなベースで社名ロゴもシンボルマークのほうが使われている。駅ナンバリングの開始に伴い、主要駅ではほぼ駅名標の付け替えが完了しているが、ナンバリングの貼り付けのみで済ませた駅もあり、多くの駅で旧タイプの駅名標がまだ残っている。


その他サインシステム

 △春日部駅入口看板。鉄道駅のピクトグラムのほかナンバリングも大きく表示している。

  駅入り口看板も、下急ネイビー、下急グリーンがふんだんにあしらわれ、また鉄道駅を示すピクトサインを大きく配置することで駅であるということをわかりやすくしている。


 △王子駅南口方面を示す看板。これまでのサインと比べシンプルとなっている。

 出口表示は定番の黄色地で、出口の名称の表示のほか主な地名なども表示している。


 番線表示は、奇数番線が緑地、偶数番線が紺地となっている。直通先に関しては、ナンバリングを具体的に示し会社の違いを明確にしている。