日中ダイヤ

東京口

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 東京口のダイヤはこのようになっている。

 優等列車は、複々線区間では急行が10分間隔で運転を行い、その隙間に特急・快急・区急が入り込む形。一部10分間隔の急行の間に何も入らない時があるが、ここには埼玉スタジアムでのイベント開催時に臨時急行(稀に特急)が入り込む。緩行線側では、各停は下総境町発着が20分間隔、宝珠花発着が20分間隔で合わせて10分間隔を構成していて、鳩ヶ谷で急行に連絡、武蔵戸塚で浦和方面発着列車に連絡している。そして、各停の間に入り込むように快速・準急が設定されていて、準急は南北線内急行として運転し、武蔵戸塚で各停との連絡をしつつ快急or特急の通過を待つ。また、快速・準急は区急と合わせて武蔵戸塚以北見沼線内でほぼ10分間隔になるように調整されている。また、準急は埼玉スタジアムでのイベント開催時に埼玉スタジアム発着となる場合があり、その場合は準急と同じスジで武蔵戸塚~浦和中央間で臨時各停が運転される。

 武蔵戸塚以北本線では急行と各停のみで構成されたシンプルなダイヤとなっていて、各停は武蔵大口で急行の待ち合わせをし、30分毎に急行と合わせて特急or快急を退避している。急行は30分毎に下急宇都宮行きが走り、その他はすべて春日部止まりとなる。この下急宇都宮行きの急行は、近郊区間の輸送と長距離の輸送を同時に担っているため、混雑が終日にわたり激しい。また、堤根では、宝珠花方面⇔下総境町方面の接続を必ず行っていて、利便性を確保している。

 埼玉スタジアム線は独立した10分間隔のダイヤとなっていて、武蔵戸塚で急行に接続している。

宇都宮口

 宇都宮口とは言ったが、ここでは下総境町以北について全般的に解説する。下総境町~石橋天神間の各駅停車は30分間隔で運転されているが、退避列車の違いがあるためきれいな30分間隔とはなっていない。石橋天神~徳次郎間では、各停が15分間隔、優等がだいたい15分間隔となっていて、シンプルなダイヤとなっている。本線は大沢から先単線区間となるため、特急列車は篠井~徳次郎間ですれ違い、ワンマン列車は大沢ですれ違う。